
内視鏡検査
当院では内視鏡検査において、早期発見と患者様の苦痛軽減を図ることを第一に考えながら、技術を導入し対応してきました。そして導入したのが、多くの大学病院・がんセンター・大規模総合病院で使用されております「NBI内視鏡システム」です。
これにより、観察性能の向上を図り、早期発見・早期治療へとつなげ、胃がん・食道がんの発見に効果を上げています。
「NBI」は、特殊な波長の青色光と緑色光を内視鏡の先端よりあてることで、粘膜の血管を浮かび出させ、がんを見つけやすくする技術です。青色光は、浅い部分までしか光が届かないため毛細血管の観察に、緑色光は深い部分まで光が届くので太い血管の観察に使用されています。
それにより、色の違いが強調されよりはっきりと血管の状態を確認することができるようになったのです。
NBI内視鏡システムの導入により、内視鏡による早期の食道がん・胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療の可能性がますます拡がっています。また、検査に伴う患者様の負担も軽減されていますので、まずは勇気を出して検診を受けていただくことが大事です。