高尿酸血症・痛風発作|枚方市御殿山駅近くの内科・小児科・外科

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高尿酸血症・痛風発作

高尿酸血症・痛風発作|枚方市御殿山駅近くの内科・小児科・外科

高尿酸血症・痛風発作とは?

高尿酸血症と痛風は、尿酸値が過剰に血中に溜まることから発症します。尿酸は体内で生成され、通常は尿として排泄されます。しかし、尿酸の排泄がうまくいかない場合や、過剰に生成されると血中濃度が上昇し、高尿酸血症を引き起こします。この状態が続くと、尿酸が結晶化し、関節や周囲の組織に沈着することで痛風発作を引き起こします。痛風は突然、激しい痛みを伴う関節の炎症で、特に足の親指の付け根に発生することが多いですが、膝や足首などにも起こり得ます。適切な治療を受けなければ、症状は悪化し、関節の損傷や障害を引き起こすことがあります。

高尿酸血症・痛風発作の主な症状

高尿酸血症の症状

高尿酸血症自体には、初期の段階で明確な症状がないことが多いです。しかし、長期間続くことで、尿酸が関節に蓄積し、痛風発作を引き起こす可能性があります。高尿酸血症が進行すると、以下の症状が現れることがあります。

  • 軽度の関節痛や腫れ

  • 足や手の関節に違和感

  • 肌に白い結晶が見られる(痛風結節)

痛風発作の症状

痛風発作は突然現れることが特徴です。主に次のような症状が見られます。

  • 激しい関節の痛み(特に足の親指の付け根に多い)

  • 関節の腫れ、赤み、熱感

  • 関節を動かすことができないほどの痛み

  • 痛みが数日間続き、その後徐々に収まるが、再発の可能性がある

痛風発作は発作的に繰り返され、放置すると関節に永続的な損傷を与えることがあります。

高尿酸血症・痛風発作の主な原因

遺伝的要因

家族に高尿酸血症や痛風を持っている人が多い場合、遺伝的に発症しやすいとされています。遺伝的要因によって、尿酸の排泄がうまくいかないことがあります。

食事

尿酸の生成に影響を与える食べ物を摂取することが、痛風発作の引き金になります。特に、プリン体を多く含む食品(レバー、魚の内臓、赤身肉、アルコール類)を多量に摂取することは、尿酸値を上昇させる原因となります。

肥満

肥満は尿酸値を高くする主要な原因の一つです。過剰な体脂肪は尿酸の排泄を妨げるため、肥満の人は高尿酸血症や痛風のリスクが高くなります。

アルコール

特にビールやワインなど、アルコール類は尿酸の排泄を妨げるため、痛風発作のリスクを高めます。過度な飲酒は尿酸値を急激に上昇させることがあります。

薬の影響

一部の薬剤、特に利尿剤や免疫抑制剤などは、尿酸値を上昇させる副作用があるため、痛風発作を引き起こすことがあります。

慢性腎臓病

腎臓の機能が低下していると、尿酸の排泄が不十分となり、高尿酸血症や痛風発作を引き起こすことがあります。